日本の暦の開運日:吉日や六曜の意味や、やると良いこと悪いこと

不思議の部屋

吉日や六曜は、日本の暦(こよみ)における伝統的な概念であり、特定の日の吉凶や適した行動を示すために使われます。

縁起の良いとされている吉日「一粒万倍日」「天赦日」「大明日」「神吉日」「寅の日」「巳の日」「己巳の日」の意味と、「大安」「仏滅」などの六曜の意味をご紹介します。
また、吉日と重なると効果が半減すると言われている「不成就日」についても解説していますので、何かを始めたいときなどの参考にしてみてください。

吉日

吉日の最後に、吉日と重なると効果が半減すると言われる「不成就日」についても解説しています。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、日本の暦において非常に縁起の良い日とされています。「一粒の種が万倍にも増える」という意味があり、この日に始めたことや行ったことが何倍にも増えて良い結果をもたらすとされています。農業の暦から来ており、特に農作業の始まりや新しいことを始めるのに最適な日とされています。

一粒万倍日にやると良いこと

  • 新しいことの開始:新しい仕事やプロジェクトを始めるのに良い日です。特にビジネスや投資など、将来的に大きな成果を期待するものを始めるのに適しています。
  • 貯金や投資:貯金を始める、新しい投資を始めるのに最適な日です。少しの努力や資金が大きな成果を生むとされています。
  • 商売繁盛の行動:新しい商品を販売開始する、商売を始める、店舗をオープンするなど、商売に関する行動を取るのに良い日です。
  • 結婚や婚約:結婚式や婚約など、人生の大きな節目を迎えるのに良い日です。二人の関係がさらに豊かで幸せなものになるとされています。
  • 大切な買い物:家や車などの大きな買い物をするのに良い日です。購入したものが将来的に大きな価値をもたらすとされています。

一粒万倍日にやらない方が良いこと

  • 借金や借り入れ:一粒万倍日は良いことも悪いことも倍増する日です。借金をするとその返済が大きな負担となるため、避けるべきです。
  • 争いやトラブル:他人との争いやトラブルは避けるべきです。小さな争いが大きな問題に発展する可能性があります。
  • ネガティブな行動や感情:ネガティブな行動や感情は避け、ポジティブな気持ちで過ごすことが大切です。良いエネルギーを保つことで、良い結果を引き寄せることができます。
  • 無駄遣い:無駄遣いは避けましょう。一粒万倍日には、使ったお金が無駄になる可能性も増えるため、慎重な金銭管理が求められます。

一粒万倍日は、少しの努力や行動が大きな成果を生む日とされ、特に新しいことを始めるのに最適な日です。貯金や投資、商売繁盛のための行動、結婚や婚約、大切な買い物など、将来的に良い結果を期待する行動を取ることで、その恩恵を最大限に受けることができます。一方で、借金や争い、ネガティブな行動は避け、ポジティブで前向きな一日を過ごすことが重要です。

天赦日(てんしゃにち)

天赦日(てんしゃにち)は、日本の暦において最も吉とされる日で、「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日」とされています。年に数回しか訪れず、その年によって異なる日付でやってきます。天赦日は、何事においても成功するとされ、特に新しいことを始めるのに最適な日とされています。

天赦日にやると良いこと

  • 新しいことの開始:事業の立ち上げ、新しいプロジェクトの開始、転職や引っ越し、新しい趣味の開始など、何か新しいことを始めるのに最適な日です。
  • 結婚や婚約:結婚式や婚約など、人生の大きな節目に関わる行事を行うのに良い日です。天赦日の力で良いスタートが切れるとされています。
  • 購入や契約:家や車などの大きな買い物をするのに良い日です。また、不動産契約やビジネス契約もこの日に行うことで、成功や繁栄が期待できます。
  • 開運や厄払い:お守りの新調や、厄払いのための神社参拝、開運グッズの購入など、運気を上げるための行動を取るのに適しています。
  • 貯金や投資:貯金を始める、新しい投資を始めるなど、お金に関連する良い行動を取るのに良い日です。

天赦日にやらない方が良いこと

  • ネガティブな行動や感情:天赦日は非常にポジティブなエネルギーが満ちている日です。ネガティブな行動や感情は避け、前向きで明るい気持ちで過ごすことが大切です。
  • 大きなリスクを伴う決断:何事も成功しやすい日とはいえ、大きなリスクを伴う決断は慎重に行う必要があります。しっかりと考えた上で行動することが望まれます。
  • 不誠実な行動:誠実さを欠いた行動や、不正行為は避けましょう。天赦日は正しい行動を取ることで最大の恩恵を受けられる日です。
  • 争いやトラブル:他人との争いやトラブルを避け、平和で穏やかな一日を過ごすことが大切です。良いエネルギーを保つことが望まれます。

天赦日は、新しいことを始めるのに最適な大吉日であり、特に人生の重要な節目や大きな決断を行うのに良いとされています。ポジティブな行動を取ることで、その恩恵を最大限に受けることができます。一方で、ネガティブな行動や大きなリスクを避け、誠実さを持って過ごすことが重要です。

大明日(だいみょうにち)

大明日(たいみょうにち)は、日本の暦において特に吉日とされる日で、「大いに明るい日」という意味があります。この日は、天の神々が万物を明るく照らし、全てのことが順調に運ぶとされています。大明日は、何事を行うにも良い日とされており、特に新しいことを始めるのに最適な日です。

大明日にやると良いこと

  • 新しいことの開始:事業の立ち上げ、新しいプロジェクトの開始、新しい趣味の始まりなど、新しいことを始めるのに良い日です。大明日のエネルギーにより、成功に導かれるとされています。
  • 結婚や婚約:結婚式や婚約など、人生の大きな節目に関わる行事を行うのに良い日です。二人の関係がさらに幸せで豊かになるとされています。
  • 重要な契約や取引:不動産の購入やビジネスの契約、大きな買い物など、重要な取引や契約を行うのに適しています。大明日の力で、良い結果が期待できます。
  • 旅行や引っ越し:旅行や引っ越しをするのに良い日です。新しい環境や場所への移動がスムーズに行われ、良いスタートを切ることができます。
  • 開運や厄払い:お守りの新調や神社参拝、厄払いのための儀式など、開運のための行動を取るのに良い日です。大明日の明るいエネルギーが運気を上げるとされています。

大明日にやらない方が良いこと

  • ネガティブな行動や感情:大明日は非常にポジティブなエネルギーが満ちている日です。ネガティブな行動や感情は避け、前向きで明るい気持ちで過ごすことが大切です。
  • 争いやトラブル:他人との争いやトラブルは避けるべきです。大明日は平和で穏やかな一日を過ごすことが望まれます。
  • 大きなリスクを伴う決断:大明日とはいえ、大きなリスクを伴う決断は慎重に行う必要があります。しっかりと考えた上で行動することが重要です。
  • 不誠実な行動:誠実さを欠いた行動や、不正行為は避けましょう。大明日は正しい行動を取ることで最大の恩恵を受けられる日です。

大明日は、特に新しいことを始めるのに最適な大吉日であり、結婚や契約、旅行や引っ越しなど、重要な行事や取引を行うのに良いとされています。ポジティブな行動を取ることで、その恩恵を最大限に受けることができます。一方で、ネガティブな行動や争い、大きなリスクを避け、誠実で前向きな一日を過ごすことが重要です。

神吉日(かみよしにち)

神吉日(かみよしにち)とは、日本の暦において特に吉とされる日で、神事や祭事に適しているとされる日です。神吉日は、神社への参拝やお祓い、結婚式、地鎮祭など、神に関連する儀式を行うのに良いとされています。神様との縁が深まりやすく、ご利益を得やすい日とされています。

神吉日にやると良いこと

  • 神社参拝:神吉日は神社への参拝に最適な日です。普段の参拝よりもご利益が得られるとされています。特にお願い事や感謝の気持ちを伝えるのに良い日です。
  • 神事・祭事:地鎮祭や結婚式、七五三など、神に関する行事や儀式を行うのに適しています。家の新築や引っ越しなどの際の神事もこの日に行うと良いでしょう。
  • お祓い:神吉日はお祓いを受けるのにも良い日です。厄除けや清めの儀式を行い、悪い運気を払うことが期待できます。
  • 新しいことの開始:新しい事業やプロジェクトの開始に適しています。神のご加護を受けて、成功に導かれるとされています。
  • 感謝の表明:神様に対する感謝の気持ちを表すのにも良い日です。感謝の気持ちを伝えることで、さらに良い運気を呼び込むことができます。

神吉日にやらない方が良いこと

  • ネガティブな行動や感情:神吉日にはポジティブな気持ちで過ごすことが大切です。ネガティブな行動や感情を抱くことは避け、穏やかで前向きな気持ちで過ごしましょう。
  • 神社や神事に対する不敬:神吉日は神事に適した日であるため、神社や神様に対する不敬な行動は厳禁です。礼儀正しく、敬意を持って行動することが求められます。
  • 大きなリスクを伴う決断:神吉日だからといって、すべてがうまくいくわけではありません。大きなリスクを伴う決断は慎重に行う必要があります。冷静な判断が重要です。
  • 争いやトラブル:他人との争いやトラブルを避け、平和な一日を過ごすことが大切です。神吉日は和やかで良い気を保つことが望まれます。

神吉日は、神事や祭事に最適な日として、多くの人々に信仰されています。神社参拝や新しいことの開始、感謝の表明など、良い行動を取ることで、さらに良い運気を呼び込むことができます。一方で、ネガティブな行動や神社に対する不敬などは避け、穏やかで前向きな気持ちで過ごすことが重要です。

母倉日(ぼそうにち)

母倉日(ぼそうにち)は、古代中国の暦法で特に吉日とされる日の一つです。この日は、天の女神である「母倉」が人々を見守り、慈しむとされ、何事にも成功しやすいと信じられています。母倉日は、一般的に結婚式や引越しなどの大切なイベントを行うのに最適とされています。

母倉日にやるといいこと

  • 結婚式:母倉日は、結婚式を挙げるのに最適な日とされています。新郎新婦の幸せを祈り、円満な家庭を築くための良いスタートを切ることができます。
  • 引越し:新しい生活を始めるのに母倉日は最適です。新居での生活が円満に始まり、良い運気を呼び込むとされています。
  • 開業・開店:新しいビジネスのスタートにも最適な日です。母倉日の開業や開店は、成功を呼び込み、繁栄する基盤を築くとされています。
  • 契約事:ビジネスや個人の契約を結ぶのにも良い日です。母倉日には、誠実で円滑な契約が結ばれるとされています。

母倉日にやらない方がいいこと

  • 葬式:母倉日は祝い事には向いていますが、逆に葬式などの悲しみや哀しみを伴うイベントには向いていないとされています。
  • 破壊的な行動:何かを壊すことや破壊的な行動を行うのは避けた方が良いでしょう。母倉日は建設的で前向きな活動に適しているためです。
  • 争い事:争いや喧嘩など、対立を伴う行動は避けるべきです。この日は調和と平和を重んじる日とされているためです。

母倉日は、天の女神の加護があるとされ、何事にも成功しやすい吉日です。特に結婚式や引越し、新しいビジネスのスタートなどの祝い事に最適です。一方で、葬式や破壊的な行動、争い事は避けるべきです。日々の計画や大切なイベントを母倉日に行うことで、より良い結果を期待することができます。

天恩日(てんおんにち)

天恩日(てんおんにち)は、日本の暦において非常に吉とされる日です。「天の恩恵を受ける日」という意味があり、何事を行うにも吉とされる日です。特に家庭や仕事、商売に関する行事や新しいことを始めるのに適しているとされています。

天恩日にやると良いこと

  • 新しいことの開始:新しいビジネス、プロジェクト、趣味を始めるのに良い日です。天恩日の恩恵を受けて、良いスタートを切ることが期待できます。
  • 結婚や婚約:結婚式や婚約など、人生の大きな節目に関わる行事を行うのに適しています。二人の関係がさらに豊かで幸せなものになるとされています。
  • 購入や契約:家や車などの大きな買い物をするのに良い日です。また、不動産契約やビジネス契約もこの日に行うことで、成功や繁栄が期待できます。
  • 家族との時間:家族との絆を深めるための行動を取るのに良い日です。家庭内でのイベントや家族旅行などが良い結果をもたらします。
  • 商売繁盛のための行動:商売を始める、新しい商品を販売開始する、店舗をオープンするなど、商売に関する行動を取るのに適しています。

天恩日にやらない方が良いこと

  • ネガティブな行動や感情:天恩日は非常にポジティブなエネルギーが満ちている日です。ネガティブな行動や感情は避け、前向きで明るい気持ちで過ごすことが大切です。
  • 争いやトラブル:他人との争いやトラブルを避け、平和で穏やかな一日を過ごすことが望まれます。良いエネルギーを保つことで、恩恵を最大限に受けることができます。
  • 大きなリスクを伴う決断:大きなリスクを伴う決断は慎重に行う必要があります。しっかりと考えた上で行動することが重要です。
  • 不誠実な行動:誠実さを欠いた行動や、不正行為は避けましょう。天恩日は正しい行動を取ることで最大の恩恵を受けられる日です。

天一天上(てんいちてんじょう)

天一天上とは、方位の神様である天一神が天に昇り、地上にいない期間のことです。天一神は、私たちの身の回りの方角を司る重要な神様で、通常は八方(四方四隅)を順番に巡っています。

天一天上の期間は、年に6回ほど訪れ、この期間中は天一神の影響を受けないため、様々なことに良い影響をもたらすと考えられています。

天恩日にやると良いこと

  • 旅行や引っ越し
  • 宝くじ購入
  • 家の中の掃除、模様替え

など、新しいことを始めるのに最適な時期とされています。

ただし、天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神という神様が地上に降りてきます。日遊神は、不浄や争いを嫌う神様なので、この期間中は訴訟や喧嘩を避け、身の回りを清潔に保つことが大切です。

注意点

  • 方位: 天一神が司る方位の影響は、天一天上の期間中も完全になくなるわけではありません。方位に関する吉方位や凶方位を調べて、行動計画を立てるのもおすすめです。
  • 掃除: 特に水回りの掃除は、日遊神を喜ばせるために効果的です。
  • 心: ポジティブな気持ちで新しいことに挑戦することで、より良い結果が期待できます。

寅の日(とらのひ)、巳の日(みのひ)

寅の日(とらのひ)は、十二支の一つである「寅」(とら)に当たる日です。寅の日はこの十二支のサイクルの3番目に位置します。

寅は「千里を行って千里を帰る」とされる動物で、その強力な運動能力から、「戻ってくる」ことに縁起が良いとされています。このため、金運が戻ってくる、すなわち金運上昇の日とされています。

寅の日にやると良いこと

  • 金運に関することを始める:寅の日は「金運が戻ってくる日」として知られており、貯金を始める、新しい財布を使い始める、投資を始めるなどの金運に関することを始めるのに適しています。
  • 新しいことを始める:新しいプロジェクト、ビジネス、趣味などを始めるのに良い日です。寅の日のエネルギーは新しいことを成功に導く力があるとされています。
  • 旅行や遠出:寅は「遠くへ行く能力がある」とされるため、旅行や遠出をするのにも良い日です。新しい場所を訪れることで、新しい運気を取り入れることができます。
  • 開運のための行動:お守りを新調する、神社やお寺に参拝するなど、開運のための行動を取るのに適した日です。
  • 大きな買い物:家や車などの大きな買い物をするのにも良いとされています。購入したものが良い運気をもたらすとされています。

寅の日に避けた方が良いこと

  • 病気や怪我を避ける:寅の日は非常にエネルギッシュな日ですが、その分過度に動きすぎて疲れや怪我をしやすいとも言われています。無理な運動や過労を避け、体調管理に気を付けましょう。
  • 慎重に判断が必要な決断:エネルギッシュな日であるため、勢いで決断してしまうことがあるかもしれません。大きな決断をする際は冷静な判断が求められます。
  • 大きな契約:寅の日は勢いが強すぎるため、大きな契約や交渉を行う際には慎重に行うことが望ましいとされています。落ち着いて検討する時間を持つことが大切です。

寅の日は、金運や新しいことを始めるのに適した日として、ポジティブなエネルギーが溢れていますが、そのエネルギーを正しく活用し、注意点を守ることで、より良い結果を得ることができるでしょう。

天恩日は、特に新しいことを始めるのに最適な吉日であり、結婚や契約、家族との時間、商売繁盛など、重要な行事や取引を行うのに良いとされています。ポジティブな行動を取ることで、その恩恵を最大限に受けることができます。一方で、ネガティブな行動や争い、大きなリスクを避け、誠実で前向きな一日を過ごすことが重要です。

巳の日(みのひ)

巳の日(みのひ)は、十二支の一つである「巳」(み)に当たる日です。巳の日は十二支のサイクルの6番目に位置します。

巳の日は、特に弁財天(べんざいてん)という神様と関連があります。弁財天は、財運、芸術、学問、知識の神として信仰されており、巳の日には弁財天を祀る神社や寺院にお参りをすることでご利益を得られるとされています。弁財天にお参りすることで、特に金運や財運が上昇すると信じられています。

巳の日にやると良いこと

  • 弁財天へのお参り:弁財天(べんざいてん)は財運や知識、芸術の神様として信仰されており、巳の日に弁財天を祀る神社や寺院にお参りすると、ご利益が得られるとされています。特に金運上昇や商売繁盛を願う人々が訪れます。
  • お金に関することを始める:金運が上がる日とされているため、貯金を始める、新しい財布を使い始める、投資を始めるなど、お金に関連することを始めるのに適した日です。
  • 新しいことを始める:巳の日は変化と再生を象徴する日とも言われており、新しいプロジェクトや趣味を始めるのに良い日です。
  • 掃除や片付け:家や職場の掃除や片付けを行うことで、悪い運気を払い、新しい良い運気を呼び込むとされています。
  • 旅行や遠出:巳の日は動きのある日とされ、旅行や遠出にも良い日とされています。新しい場所を訪れることで、新しい運気を取り入れることができるとされています。
  • 感謝の気持ちを持つ:日々の生活に感謝し、感謝の気持ちを持つことで、運気が向上するとされています。感謝の気持ちを込めたお礼参りなども良いとされています。

巳の日にやらない方が良いこと

  • 無駄遣いや浪費:金運が上がる日とはいえ、無駄遣いや浪費は避けるべきです。巳の日の金運は大切に使うことでさらに良い運気を呼び込むとされています。
  • ネガティブな感情の表現:巳の日はポジティブなエネルギーが強い日です。ネガティブな感情を抱くことや、他人に対して攻撃的な態度を取ることは避け、良いエネルギーを保つように心がけましょう。
  • 大きな契約や重要な決断:新しいことを始めるには良い日ですが、大きな契約や重要な決断は慎重に行うべきです。勢いに任せて大きな決断をするのは避け、よく考えて行動することが大切です。
  • 無理な行動や体調管理の怠り:巳の日はエネルギッシュな日ですが、無理な行動を取ることで体調を崩したり、怪我をする可能性があります。特に過労や無理な運動は避け、健康に注意しましょう。
  • 他人とのトラブル:他人との関係を悪化させるような行動は避けましょう。巳の日はポジティブなエネルギーを共有し、周囲と良好な関係を築くことが大切です。

巳の日は金運や新しいことを始めるのに適した日ですが、そのエネルギーを正しく活用し、ネガティブな行動を避けることで、より良い運気を呼び込むことができます。無駄遣いや浪費、大きな決断の慎重さ、健康管理に注意し、他人との関係を良好に保つことが重要です。

巴巳の日(つちのとみのひ)

己巳の日(つちのとみのひ)は、十干十二支(じっかんじゅうにし)という古代中国の暦法に基づいた日で、60日ごとに巡ってくる特定の日です。十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組み合わせによって作られた60の異なる日付の一つであり、己巳の日はその中で「己」(つちのと)と「巳」(み)が組み合わさった日です。

己巳の日は特に弁財天(べんざいてん)という神様と関連が深いとされています。弁財天は、財運や芸術、学問の神として信仰されており、己巳の日には弁財天を祀る神社や仏閣にお参りをすることで、ご利益を受けると信じられています。この日は特に金運上昇の日とされ、多くの人が参拝に訪れます。

また、己巳の日は以下のような周期で巡ってきます

  • 約60日に1回
  • 1年間に6回

己巳の日にやると良いこと

  • 弁財天へのお参り:弁財天は財運や知識、芸術の神様として信仰されており、己巳の日にお参りするとご利益が得られるとされています。特に金運上昇を願う人々にとっては重要な日です。
  • お金に関することを始める:貯金を始める、新しい財布を使い始める、投資を始めるなど、お金に関連することを始めるのに適した日です。金運が高まると信じられています。
  • 新しいプロジェクトの開始:新しいビジネス、プロジェクト、趣味などを始めるのに良い日です。己巳の日のエネルギーを利用して成功に導くことが期待できます。
  • 掃除や整理整頓:家や職場の掃除や整理整頓を行うことで、悪い運気を払い、新しい良い運気を呼び込むとされています。清潔な環境を保つことが大切です。
  • 感謝の気持ちを表す:感謝の気持ちを持ち、日常の中で感謝を表すことで、運気が向上するとされています。感謝の気持ちを込めたお礼参りなども良いとされています。

己巳の日にやらない方が良いこと

  • 無駄遣いや浪費:金運が上がる日とはいえ、無駄遣いや浪費は避けるべきです。己巳の日の金運は大切に使うことでさらに良い運気を呼び込むとされています。
  • ネガティブな感情の表現:ネガティブな感情や言動は避け、ポジティブな気持ちで過ごすことが大切です。周囲との良好な関係を保つよう心がけましょう。
  • 大きな決断の慎重さ:新しいことを始めるには良い日ですが、大きな契約や重要な決断は慎重に行うべきです。冷静な判断が求められます。
  • 無理な行動や過労:己巳の日はエネルギッシュな日ですが、無理な行動を取ることで体調を崩したり、怪我をする可能性があります。体調管理に注意し、過労を避けることが重要です。
  • トラブルを引き起こす行動:他人とのトラブルや対立を避け、平和な日常を心がけることが重要です。特にこの日はポジティブなエネルギーを大切にしましょう。

己巳の日は、特に金運や財運が高まる日とされ、多くの人々にとって特別な日です。弁財天へのお参りやお金に関する良い行動を取ることで、さらに運気を上げることができます。一方で、無駄遣いやネガティブな感情の表現など、避けるべき行動にも注意が必要です。

不成就日(ふじょうじゅび)

不成就日(ふじょうじゅび)は、日本の暦において最も凶とされる日で、「何事も成就しない日」という意味があります。この日は、物事を始めるのに適さないとされ、新しいことを始めると失敗や不運が訪れると信じられています。不成就日は、できるだけ重要な決断や行動を避けるべき日とされています。

不成就日にやると良いこと

  • 反省や内省:自分自身の行動や考え方を振り返り、反省するのに良い日です。新しいことを始めるのではなく、過去を見直し、改善点を考える時間を持つことができます。
  • リラックスや休息:穏やかに過ごし、心身を休めることが良いとされています。ストレスを軽減し、リラックスすることで、翌日に向けてエネルギーを蓄えることができます。
  • 掃除や整理整頓:大掃除や身の回りの整理整頓を行うのに適しています。新しいことを始める準備として、環境を整えることが重要です。

不成就日に避けた方が良いこと

  • 新しいことの開始:事業の立ち上げ、新しいプロジェクトの開始、新しい趣味を始めるなど、何か新しいことを始めるのは避けましょう。成功する可能性が低いとされています。
  • 結婚や婚約:結婚式や婚約など、人生の大きな節目に関わる行事は避けるべきです。不成就日に行うと、幸せが長続きしないと信じられています。
  • 重要な契約や取引:不動産の購入やビジネスの契約、大きな買い物など、重要な取引や契約を行うのは避けましょう。トラブルや失敗が起きやすいとされています。
  • 旅行や引っ越し:旅行や引っ越しをするのも避けるべきです。新しい環境や場所への移動がスムーズに行かないことがあるとされています。
  • 大きなリスクを伴う決断:大きなリスクを伴う決断は避けましょう。不成就日は冷静な判断が難しく、失敗する可能性が高いとされています。

不成就日は、何事も成就しないとされる凶日であり、新しいことを始めたり、重要な決断をするのには適さない日です。この日は反省や内省、リラックスや掃除など、穏やかに過ごし、準備や見直しを行うのに適しています。ネガティブな行動や大きなリスクを避け、前向きな気持ちで次の良い日に備えることが重要です。

六曜

六曜は、日本の暦の中で一週間を六つの周期で分け、各日に特定の意味を持たせたものです。以下がその一覧となります。

大安(たいあん)

最も吉とされる日で、結婚式や新しい事業を始めるなど、あらゆる吉事に適しています。

赤口(しゃっこう)

午前中は吉ですが、午後は凶とされるため、行事は午前中に行うのが適しています。

先勝(せんしょう)

午前中に行動を起こすことが吉とされ、午後は凶とされます。特に、早めに行動を終えることが推奨されます。

友引(ともびき)

吉凶が半々とされる日です。人との縁を大切にする行事には良いですが、葬式などには不向きとされます。

先負(せんぶ)

午前中は凶とされ、午後から吉となります。行動は午後からが良いとされます。

仏滅(ぶつめつ)

何をしても不吉とされる日です。新たなことを始めるのは避けるべきです。

不吉な日と聞くと「怖い」と思ってしまうかもしれませんが、積極的に新たなことには手を出さず、慎重に丁寧に、いつもと変わらない生活を送れば、必要以上に怖がらなくても大丈夫だと思います。

まとめ

占いは、個人によっての運気の流れがありますが、吉日は誰にも平等に訪れます。ぜひこの吉日を上手に活用して、みなさんに開運していただきたいものです。

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