伊勢神宮を訪れたことはありますか?伊勢神宮は、日本の最も重要な宗教的な場所の一つであり、多くの人々が神聖な場所として訪れています。しかし、伊勢神宮には何の神様が祭られているのか、また別宮にはどのような神様が祀られているのか、それらについての詳細な知識を持っているでしょうか?この記事では、伊勢神宮の神様やその他の関連する情報について詳しく紹介します。
伊勢神宮の神様
伊勢神宮には、内宮と外宮の2つの主要な神社があります。それぞれ異なる神様が祀られており、それぞれの神様には異なる役割と意味があります。
内宮
内宮は「皇大神宮」とも呼ばれ、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。天照大御神は、天照大御神は八百万の神々の中で最高至貴とされ、太陽の女神でもあります。あらゆる願いを聞き届ける神様とされ、特に開運や出世、健康祈願、子孫繁栄、魔除け・厄除けのご利益があると言われています。
内宮は、天照大御神が祭られているため、特に重要な場所とされています。
外宮
外宮は「豊受大御神宮」とも呼ばれ、豊受大神(とようけのおおかみ)が祀られています。豊受大神は、豊穣や繁栄を司る神様とされており、農業や商業に関わる人々から特に信仰を集めています。外宮は、自然に感謝し、豊かな収穫や商売繁盛を願う人々にとって重要な場所です。
内宮の別宮
伊勢神宮には、多くの別宮が存在します。それぞれの別宮には、さまざまな神様が祀られており、それぞれの神様には異なる特徴や力があります。
例えば、内宮の域内には「荒祭宮(あらまつりのみや)」・「風日祈宮(かざひのみのみや)」の2所の別宮が鎮座しています。
「荒祭宮」には、天照大御神の荒御魂(荒ぶる魂の部分)祀られています。(反対に、穏やかな御魂の働きを、「和御魂」(にぎみたま)といわれます。)
荒祭宮は内宮社殿の北方に位置し、他の別宮よりも規模が大きく、正宮に次いでいます。神体は鏡で、5月と10月の14日には神御衣が奉じられます。
「風日祈宮」のご祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神で、特に風雨を司る神、級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)です。
外宮の別宮
外宮の域内には、「多賀宮(たがのみや)」「土宮(つちのみや)」「風宮(かぜのみや)」「月夜見宮(つきよみのみや)」の3所の別宮が鎮座しています。
「多賀宮」には、豊受の大神様の荒御魂(荒ぶる魂の部分)が祀られています。
「土宮」には、御祭神大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)が祀られています。元々は山田原の鎮守の神でしたが、外宮が鎮座された後は、その地域の地主神および宮川堤防の守護神とされ、平安時代の末期には別宮に昇格されました。唯一正面が東向きの別宮です。
「風宮」のご祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神で、特に風雨を司る神、級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)です。あれ!?内宮にもおられなかったかしら??とお思いのことでしょう。神様は、同時に複数の場所に存在することができるようですね。
まとめ
伊勢神宮は、天照大御神や豊受大神などの神様が祀られている重要な宗教的な場所です。内宮と外宮の違いや、別宮に祀られている神様の役割について詳しく紹介しました。伊勢神宮を訪れる際には、それぞれの神様に対する敬意を持ち、心を清めて参拝することが大切です。是非、伊勢神宮の神聖な雰囲気を体験してみてください。